
歴史業界では、皆さんが来年の大河ドラマに向かって、いろいろ企画されているようです。そこで私も自分の講座を大河ドラマ仕様にして募集をしております。内容的には、実は25年度前期の続きで、『信長公記』陽明本・天理本の読み比べなんですけど、それをやって当時を考えていると、必然的に大河ドラマの話になるという理想の講座です。ぜひご参加ください。

「研究者が当時の資料に基づいて研究するようになったのもここ20年ほどのこと」これは黒田基樹氏が述べた言葉のようですが、実際やっと「本当は違うんじゃないの」と言えるようになってきた昨今です。「桶狭間の直前には、尾張三河境目の地域である鳴海・大高では信長勢のほうが優勢であった」とGoogleのAIに言うと、最近の研究者はそう考えるようになってきているとのお答え。そしたら桶狭間の戦いは全く違った話になるのですけど、というところまではまだ考えられていないのかな。
今後の歴史研究、楽しみではありますが、もっと早く進んでくれないかな、と願うものです。なにせ、私ももう結構な歳なのでw